なぜ高反発のマットレスなのか

ポイントは『動的睡眠』

 ふかふかした柔らかい綿の布団やウレタンのマットレスに寝転ぶととても心地よく、熟睡への期待が膨らみますが、朝目覚めてみると体が重かったり、眠気が取れずすっきりと目覚めることが出来なかったりすることがあります。

 その原因は、柔らかい布団やマットレスでは体が沈み込んで固定されてしまう、静止的睡眠と呼ばれる状態になるためです。この静止的睡眠状態では、睡眠中に体を動かすことが難しくなるため、血流やリンパの流れが悪くなったり、寝具と体の温度調節ができなくなったりと、良質な睡眠がとれなくなります。また、体が固定された状態で動こうとすると大きな力が必要になるため、睡眠中に目が覚めてしまうことが多くなり、結果として睡眠の質が下がるため、目覚めたときにすっきりせずだるいなどと感じてしまうようになります。

 そこでライズは、静止的睡眠とは反対の【動的睡眠】状態を作ることができれば、良質な睡眠が得られるのではないかと考え、寝返りはもとより、睡眠中のちょっとした動きも楽にできる、高い反発力を備えたマットレスの開発に至りました。高反発マットレスが初めての方は、最初は非常に硬く感じられると思いますが、しばらくお使い頂くうちに体が馴染んできますので、動的睡眠へのこだわりが詰まったライズのマットレスを、この機会に是非お試しください。

動的睡眠を実現する4種類の高反発素材

動的睡眠を実現するライズのマットレスは、品質にこだわった4種類の素材を使った中材(なかざい)を採用しています。素材ごとにそれぞれ異なった優れた特長を持ち、お好みに合わせて幅広いラインナップからお選びいただけます。


ポリエチレンを原料とした
3次元構造高反発ファイバー
SLEEP OASIS


ウレタンフォーム
SLEEP MAGIC

通気性を高めた
無膜ウレタンフォーム
K18 3Dブロック

天然ゴムの樹液から作る
ラテックスフォーム
K18 ラテックス360

最も高い反発力を備えた3次元構造高反発ファイバーのマットレス

 ポリエチレンのファイバーを立体的に成型した3次元構造高反発ファイバーは、非常に高い反発力を備え、その反発力はライズのマットレスでも随一です。非常に優れた通気性によりカビに強く、しかも丸洗い出来ていつでも清潔に保つことができるため、マットレスの中材としては非常に理想的な素材です。ただ、素材の特性上ウレタンと比較すると少し重く、高温にも弱いため湯たんぽなど高温なものが直接マットレスに触れる使い方は避けていただく必要があります。

 しっかり硬い寝心地で、畳んだ時にかさ張らない薄めのマットレスをお探しの方におすすめするのが、スリープオアシスシリーズの厚さ5cmタイプのマットレスです。反発力はRISEブランドのマットレスの中でも随一。今お使いのベッドマットレスや、敷布団の上に敷いていただくと程よい弾力になりおすすめです。さらに硬めの寝心地がお好みの場合は、敷布団として1枚敷きでお使いいただくと、最も硬い寝心地をお楽しみいただけます。中材の厚さが5cmのマットレスは寝がえりしても底付き感はありません。腰が大きく重い方には、腰部分の中材の密度を高めた腰部かためタイプもご用意しております。

中材の厚さが2cmおよび2.5cmのマットレスパッドは、ベッドマットレスの上に敷くことで真価を発揮する商品となりますので、一枚敷きでのご使用はおすすめしません。また、ベッドマットレス自体がへたっている場合は、どうしてもその影響を受けてしまいますので、同時にベッドマットレスも変えていただく必要があります。

 マットレスパッド全般に言えることですが、新しいベッドマットレスの上に敷くことで最大の効果が得られます。また、マットレスパッドにより体圧が分散されるためベッドマットレス自体も長持ちします。

ライズブランドの中で随一の反発力を備えたマットレスは、最初は硬く感じられることも多いですが、馴染んでくると睡眠中にちょっと体を動かしたり、寝返りをうったりすることが非常に楽にできるようになりますので、是非お試しください。

ウレタンフォームのマットレス

ウレタンフォームは、金型に原液を流し込み、それを発砲させることで製造しますが、その製造過程において気温や湿度の影響を受けやすく、密度はもちろん、きめの細かさ、均一性を保つためには、しっかりと管理された工場でつくる必要があり、非常に奥が深い素材です。スリープマジックシリーズのマットレスに採用しているウレタンフォームの密度は30D~40Dにもなります。密度の単位はD(Density kg/m3)で表し、品質=耐久性のバロメーターになります。ウレタンのマットレスでは一般的に25D以上のものが高品質とされることもありますが、ライズでは30D以上を品質の合格基準としています。特に、厚さが4cmのマットレスパッドには40Dのウレタンフォームを採用しており、4cmの厚みだからこそ、密度にこだわり非常に高い耐久性を実現しています。

そのウレタンフォームのマットレスに関しては、良質に見せるために高密度をうたいながら混ぜ物で量を増し、実際にはすぐにへたってしまうような低品質な製品も多く出回り、お客様が『本物』に出会える機会が減ってきました。本当にお客様の睡眠のことを考えた、高品質且つ本物のウレタンフォームのマットレスをお届けしたい。そんな想いから生まれたのが、スリープマジックのマットレスです。

 スリープマジックには4cm、8cm、12cmの3種類の厚さと、ウェーブカットとブロックカットの2種類の形状があります。先ずは、厚さによる使用方法と寝心地の違いを見ていきましょう。

厚さ 使用方法 寝心地 反発力
4cmタイプ ベッドマットレスの上に敷く 普通の硬さ 140N(ウェーブ)
180N(ブロック)
8cmタイプ ベッドマットレスの上に敷く
または敷布団として1枚で使用する
硬め 240N(ウェーブ)
220N(ブロック)
12cmタイプ 1枚で使用する しっかり硬め 290N(ウェーブ)
270N(ブロック)

 N(ニュートン)は反発力を表しますが、この値が大きいほど高反発になり、寝心地が硬く感じるようになります。反発力は、同じ素材でもウェーブカットやブロックカットのようなプロファイル加工が施されている場合、厚みによって変化します。反発力は、素材の厚さの40%※1を押し込んだときにどのくらいの力が必要なのかを計測しています。

 一見すると、一般的なニュートン数より大きいため、硬すぎるのでは?と思うかも知れませんが、実際に寝てみるとプロファイル加工により程よい硬さになります。また寝返りなどちょっとした動きもしやすく、動的睡眠がしっかりとれることでスッキリ目覚めることができます。

 気軽に高反発を試したい場合、ベッドを持っていたら厚さが4cmのマットレスパッド、敷布団の代わりにするなら8cmのマットレスがおすすめです。この、厚さが8cmのタイプは、敷布団として一枚でお使いいただいても、ベッドマットレスの上に敷いてマットレスパッドとしてお使いいただくこともできる万能マットレスです。また、厚さが12cmのマットレスは、敷布団としてもご使用いただけますが、厚みをいかしてベッドマットレスとしてのご使用をおすすめします。

 次に、ウェーブカットとブロックカットの形状の違いについてですが、ウェーブカットの場合は線で体を支えるタイプになり、主に仰向けで寝入る方におすすめです。また、ブロックカットと比較すると、反発力は大きくなりますが、表面は柔らかく感じられます。これは、ブロックカットと比較して接触面の面積が小さいため、ウェーブが体を支えながら柔らかく潰れてくれるためです。ブロックカットは、ブロックが体の凹凸に合わせて沈み込むタイプになりますので、横向きで寝入ることが多い方におすすめです。仰向けになった際の表面のアタリはウェーブカットと比較して若干硬く感じられます。

※ 2017 年4月1日より、家庭用品品質表示法の改正により、反発力(ニュートン)の測定方法が変更になりました。

新測定方法【JIS K6400-2 A法】:マットレス全体の厚さの40%分押し込み、その40秒後に戻ろうとする力を計測

旧測定方法【JIS K6400-2 D法】:マットレス全体の厚さの25%分押し込み、その20秒後に戻ろうとする力を計測

(例:10cm厚の場合は、旧方法では2.5cm押し込み、新方法では4.0cm押し込む)

旧測定方法において、ウェーブカットやブロックカットなどプロファイル加工されているマットレスは、主にプロファイル加工部分の反発力が測定されていたため、柔らかめのニュートン値になっていましたが、新しい測定方法では、加工されていない基礎部分まで押し込む力を測定するためニュートン値が非常に大きくなります。また、プロファイル加工されている場合は、マットレスの厚さによっても反発力が異なるようになりました。これは、マットレス自体が薄いとプロファイル加工の影響が大きくなり、逆に厚い場合はその影響が小さくなり、より基礎部分の影響を受けるためです。

無膜(むまく)ウレタンフォームのマットレス

 読んで字のごとく、ウレタンフォームの気泡の膜を取り除いた、無膜ウレタンフォームの最大の特長は、非常に優れた通気性です。この無膜ウレタンフォームを使ったK18(ケイティーン)3Dブロックベッドマットレスは、スリープマジックと比較すると、ブロック形状のプロファイル加工も相まって、通気性が非常に高く、ウレタンマットレスの蒸れやすい性質をものの見事に克服してくれました。一般的なウレタンフォームの上から水を流すと弾くのに対し、無膜ウレタンフォームでは、水は弾かれずにウレタンの中を通過していくことでも、その通気性の高さが伺えます。

 K18(ケイティーン)3Dブロックの無膜ウレタンは3層構造になっており、真ん中の層にはウレタン密度を低くしたクッション層を配したことで、反発力が155Nというライズのマットレスの中では若干ソフトな寝心地になります。ただし、ブロック一つ一つの表面には、それ単体では320Nにもなる高反発特殊素材を5mm厚でコーティングしていることで、動的睡眠もしっかりと担保されています。

マットレス自体の復元力は、ライズでは随一の98.8%にもなり、ヘタリに対して非常に強い高品質なベッドマットレスです。それなりの価格にはなりますが、ライズの技術のすべてを注ぎ込んだ渾身のマットレスです。

最も柔らかい寝心地のラテックスフォームのマットレス

 柔らかく包まれるような感覚の寝心地がお好きな場合は、ラテックスフォームのマットレスをおすすめいたします。欧米ではメジャーな素材で、高級ベッドマットレスメーカーやホテルで採用されており、柔らかいのに高反発という、一見矛盾した性質が共存する、何とも不思議な寝心地が魅力のマットレスです。ラテックスフォームは天然ゴムの樹液から作られ、自然に還るエコな素材としても注目されています。

 一般的に、高反発マットレスの反発力は重力に対して垂直方向に働きますが、ラテックスフォームのマットレスでは、反発力は体の凹凸面に対して垂直方向に働きます。これにより、体のそれぞれの部位毎の重心が地面と平行に一直線になり、体圧分散性に非常に優れています。また、隣で寝ている人の体重に左右されずマットレスが傾いたりすることもないため、体重差のある小さなお子様と一緒に寝ていても、お互いが快適に眠ることができます。

この、柔らかいのに動きやすいという一見矛盾する不思議な反発性能がラテックスフォームの最大の特長になり、非常に優れた動的睡眠性能を発揮します。全身が包まれるようなソフトな寝心地、非常に優れた体圧分散性、さらに高反発マットレスの特長である寝がえりのしやすさを兼ね備えた、ラテックスフォームのマットレスは、硬い寝心地が当たり前という高反発マットレスの常識を覆すとんでもないマットレスです。

 ライズでご用意しているラテックスフォームのマットレスは、ラテックスフォームの厚さは5cm、クッション性と通気性に優れたポリエチレン素材の3層のアンダーマットが4.5cm、カバーが2cmで全体では11cmほどの厚さになりますので、ベッドマットレスとしてご使用いただけるものになります。もちろん敷布団として床に1枚で敷いていただくこともできます。    

各素材の特長まとめ

中材 寝心地(硬さ:5段階) 通気性(3段階) 軽さ(3段階) 対応製品
3次元構造高反発ファイバー マットレスパッド:2
(やや柔らかめ)
マットレス:5
(しっかり硬め)
3(非常に良い) 1(重め) スリープオアシス
ウレタンフォーム マットレスパッド:3
(普通の硬さ)
マットレス8cmタイプ:4
(やや硬め)
マットレス12cmタイプ:5
(しっかり硬め)
1(劣る) 2(普通) スリープマジック
無膜ウレタンフォーム 3(普通の硬さ) 2(良い) 3(軽め) K18 3Dブロック
ラテックスフォーム 1(柔らかめ) 1(劣る) 1(重め) K18 ラテックス360