
スリープラテックスの定番タイプ「ベーシックスタイルまくら」をご紹介します。
このまくらを見て、一般的な機能性まくらと比較すると形が普通・・と感じた方も多いのではないでしょうか。このまくらは、最もベーシックな長方形をしています。しかし、実はこのまくら、侮ることのできない機能性抜群のまくらなのです。
目次
スリープラテックス ベーシックスタイルまくらはここが素晴らしい!

では、スリープラテックス ベーシックスタイルまくらについて見ていきましょう。
機能性まくらというと、特殊な形状をしているものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。それらと比較すると、このまくらの形はいたってベーシックな長方形。しかし、とてもすばらしい機能を持っているのです。
頭と首にしっかりフィットする
このまくらは、実際に横になってみるまで、ふつうの長方形まくらだと思い実はあまり期待していませんでした。しかし、さすがはライズのラテックスまくら。横になってみると頭と首に吸い付くようにうまくフィットし、しっかり安定します。横幅が約60cmと長めなので、寝返りをして動ける範囲が広い点も気に入りました。
弾力があって心地よい
まくらの上に重いものを落としてみると、「ボヨーン」と跳ね返ります。手で押してみると、やわらかいのに強い力で押せば押すほど下から押し返される感覚があります。まさにゴムのような感覚。やわらかくフィットしますが、下からしっかり支えてくれるので、とても心地よいです。
頭をどの角度に動かしても安定する
仰向けに寝ると言っても、真上を向いてじっとしているだけでなく、頭を少し横に傾けたりすることがありますよね?特に筆者の場合は、横になってしばらくは仰向けのまま頭を少し動かしたりして安定する角度を探したりするのですが、このまくらのすごいところは、頭を微妙に動かしても常に頭が安定するところです。
おそらくこの安定感は、ベーシックなこの形だからこそのものなのではないかと推測します。いままで色々な素材や形状の機能性まくらを試してきましたが、筆者の場合は自分の好みの角度でしっかり安定するこのまくらが一番合うような気がしています。
スリープラテックス ベーシックスタイルまくらの反発力
一般的に、体重50kgの人の頭の重さは約4kg、体重70kgの人の頭の重さは約5.6kgと言われています。そこで、まくらの上に5kgのおもりを乗せて、沈み込み具合を見てみます。
高い反発力
まずは、一般的な羽毛まくらに5kgのおもり(1.25kg×4枚)を乗せてみます。

おもりが大きく沈み込みました。4枚のうち1.5枚ほどが見えている状態です。ここまで沈んでしまうと、頭が大きく下がって首に負担がかかり、寝返りも打ちにくいと思われます。
次に、スリープラテックス ベーシックスタイルまくらに同じおもり(1.25kg×4枚)を乗せてみます。

沈んだのはちょうどおもり1枚分でした。スリープラテックスは反発力が高いため、頭が深く沈み込みすぎることがありません。頭と首に枕がしっかりフィットして支えるので、寝返りも打ちやすいです。
360度高反発
ラテックスには、圧がかかるとその方向に同じ力で反発するという性質があるそうです。360度どの向きに圧がかかってもその方向に反発するため、たとえば重いものの隣に軽いものが乗っていても、お互い干渉し合うことがありません。これについても確かめてみましょう。
まずは、一般的な羽毛まくらに2つのおもりを乗せてみます。

左:1.25kgのおもり×1枚
右:1.25kgのおもり×3枚
右側が重くて深く沈むため、左のおもりがかたむいています。
次に、スリープラテックス ベーシックスタイルまくらに同じように乗せてみます。

左:1.25kgのおもり×1枚
右:1.25kgのおもり×3枚
右側に傾くこともなく、ほとんど影響していません。
かかった圧に対して、同じ力で同じ方向に押し返すため、お互いに干渉し合わないそうです。筆者が、このまくらは頭をどの角度に微妙に動かしても安定すると感じたのも、この性質によるのかもしれません。
まとめ
スリープラテックス ベーシックスタイルまくらは、形は一般的な長方形ですが、だからこその機能性の高さをもった抜群に寝心地の良いまくらです。なかなか合うまくらが見つからず何度も買い換えているという方も、たくさんの機能性まくらを使ってきたという方も、形が普通だからといって敬遠せず、ぜひ一度試してみていただきたいです。筆者は、次のまくらをこれにすると決めました!