KEI CHISAKAKEI CHISAKA

千坂奎が語る。
睡眠時間をコントロールできないからこそ、整えるべきは睡眠環境。

フットボーラーとして。医学生として。一児の父として。
すべてに、全力で取り組むためのリズムづくり。

毎朝5時に目覚め、フットサルへ。練習後は、大学での実習や試験勉強に励む。
帰宅後は、子どもをお風呂に入れ、寝かしつけ、夜中には3時間おきにミルクをあげる。
フットサル、学業、子育て。
すべてに全力で取り組めば取り組むほど、自ずと疲労が溜まっていく。
そんなタフな毎日を送る中で、千坂奎が気づいたこと。
それは、自分に合ったコンディショニングのリズム(ルーティーン)を掴むこと。
勉強で溜まった脳の疲労は、フットサルで身体を動かして発散する。
フットサルで溜まった身体の疲労は、睡眠で回復する。
子育てが始まってからは、長時間眠ることができない代わりに、
短時間でも質のいい睡眠を得られる環境づくりに着目した。
「いろんな制限があって、今は、3時間を6時間にはできないんで。
そうなるともう、どういう環境で寝るかしか調整の余地がないんですよ。」

年明けには、医師国家試験が控えている。
勉強においても大事なのは、リズムづくりだと言う。
「医学部では『みんなと一緒に勉強をしろ』と言われるんです。」
疲れている時はやらなかったり、元気な時は睡眠時間を削ってまでやりすぎてしまったり、
自分一人では、どうしても自分主体のリズムになってしまうのを避けるためだ。
チームワークでリズムを掴んで、難関と言われる国家試験の合格を目指す。

千坂奎