2018.06.15

掛け布団?タオルケット?夏の掛け布団の選び方とおすすめ素材とは?

暑い夏の夜を快適に過ごすために揃えたい夏用寝具。なかでも掛け布団について、何を選べば良いのか迷ってしまうことはありませんか?布団をかけると暑くても、かけないと肌寒い。夏風邪をひいたときは体を冷やしたくない。エアコンをつけたら足元だけは何かをかけたい。体調やその日の気温によって変わるため、いくつか用意している家庭もあるでしょう。
今回は、そんな夏の掛け布団についてご紹介していきます。

ズバリ、夏の万能掛け布団は何?

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夏の定番寝具、ケット類

昔から、夏の掛け寝具といえばタオルケットがよく使われてきました。タオルケットは、日本で生まれた寝具。タオルの吸水性や感触が夏の寝具に合っているとして開発されたものです。タオル地なので汗をよく吸い、洗濯機で洗えて乾くのも早いという管理のしやすさもあって、夏の寝具として定着しています。

近年は様々な素材のケットがあり、ガーゼやオーガニックコットン、化学繊維では接触冷感タイプのケットなども人気があります。

羽毛肌掛け布団(ダウンケット)は快適!

羽毛布団というと冬の掛け布団というイメージが強いですが、肌掛け布団(ダウンケット)など薄手のものは夏でも使われています。羽毛は本来、吸放湿性能が高い素材。夏用に量を調整して薄く作られている肌掛け布団(ダウンケット)は、適度な保温性と高い吸放湿性があり、寒暖差の大きい梅雨時期から活躍します。

暑い夏でも、寝室の窓を開けていたりエアコンをつけていたりすると、少し肌寒いと感じることもあるでしょう。また、ケット類の体に密着する感覚が得意でないという人も、肌掛け布団(ダウンケット)があれば重宝するでしょう。

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掛け布団カバーのおすすめ素材

通気性、吸放湿性が高い素材

夏は夜中に大量の汗をかくため、通気性が高く、汗をよく吸収・発散してくれる素材が適しています。昔から夏向けの素材とされてきたのは、リネンなどの麻素材や、綿素材。高級素材のため寝具にはあまり使われませんが、シルクも適しています。また、近年は吸放湿性の高い高性能な化学繊維も多く開発されています。

肌触りの良い素材

季節を問わず人気が高いのは、肌触りの良い素材。特に寝苦しい夏は、ちょっとした不快感から寝づらくなるため、肌触りは重要です。コットンガーゼやシルクなどは、特に肌触りの良い素材。近年は接触冷感タイプのものも人気があります。

夏におすすめの「コットン二重ガーゼ布団カバー」

コットンガーゼは、赤ちゃんにもよく使われる肌に優しい素材。通気性や吸放湿性にすぐれ、寝具に適した素材です。洗濯機で洗えて乾きも速いので、夏も清潔に使えて安心。暑い夏も気持ちよく眠りたい方におすすめです。

夏の寝具のお手入れ方法は?

掛け布団?タオルケット?夏の掛け布団の選び方とおすすめ素材とは?2

洗えるものはこまめに洗う

暑い夏は菌やダニも繁殖しやすいため、寝具をできるだけ清潔に保ちたいもの。洗濯できるものはできるだけこまめに洗いましょう。なお、素材によって適した洗濯方法が違うので、最初は必ずチェックしてから洗うのが基本。たとえば生地をふんわり仕上げるために使っている柔軟剤も、素材によっては使わない方がふんわり仕上がることもあります。使い始める前に、必ず付属の説明書を確認しておきましょう。

洗えないものは干す

羽毛肌掛け布団(ダウンケット)など家庭で洗うのが難しいものは、干すことで清潔に保つことができます。空気の乾いている日に数時間干すだけで効果がありますが、平日などなかなか干せないという方は、布団乾燥機もおすすめです。

干したらすぐに掃除機でダニを除去

掛け布団など寝具に棲み着いてしまうダニは、掃除機で吸い取ることができます。特に布団を干した直後は、ダニが布団の表面近くにいることが多いため、すぐに掃除機をかけるのが効果的。掃除機で掛け布団のダニを吸い取るためには、布団用ノズルが便利です。

まとめ

夏の掛け布団についてご紹介しました。夏の寝具の基本は、通気性と吸放湿性。熱気がこもらず汗を吸収・発散してくれる素材のものを選びましょう。もし可能であれば、その日の気温や体調にあわせて使い分けられるよう、いくつか用意しておくのもおすすめです。