2019.12.16

ライズTOKYO presents 睡眠セミナー&赤坂エクセルホテル東急宿泊付き皇居ラン Vol.1

ライズTOKYO presents 睡眠セミナー&赤坂エクセルホテル東急宿泊付き皇居ラン 1ライズでは、「すべての人に健康睡眠を届ける」という理念のもと、多くの人に睡眠の大切さや睡眠の質を高める方法をご紹介する「健康睡眠プロジェクト」を推進しています。

今回は、皇居ランでお馴染みのランニングステーション「JOGLIS」とのコラボで実現した、宿泊イベント「ライズTOKYO presents 睡眠セミナー&赤坂エクセルホテル東急宿泊付き皇居ラン」の模様をご紹介します。

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ランナーの皆さんと一緒に宿泊したのは、旅行者や出張者に人気の「赤坂エクセルホテル東急」。赤坂見附駅の目の前という素晴らしい立地のこのホテルでは、今回のイベント参加者のために一部客室にライズの高反発マットレスパッド「スリープオアシス」を導入しました。

スペシャルゲストに東京マラソン2009優勝の那須川瑞穂さんをお招きし、2019年11月16日(土)から17日(日) の1泊2日で宿泊。皇居ランに睡眠セミナー、ホテルが特別にご用意くださった高タンパクでバランスのよい美味しい食事、そしてライズのマットレスでの健康睡眠という充実した時間を過ごしました。

那須川瑞穂さんと一緒に皇居ラン

集合は、11月16日(土)の午後3時。各自ホテルにチェックインして、早速皇居ランに出発です。

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まずはしっかり準備運動から。那須川さんの声に合わせて楽しく体をほぐします。

準備運動の後は、JOGLISスタッフ 尾口優子さんを先頭にみんなで皇居ラン!那須川さん、そしてライズTOKYO代表取締役の宮崎も一緒に、おしゃべりしながら楽しく皇居を一周しました。

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睡眠セミナー(ライズ睡眠コンシェルジュ 青野麻紀子)

皇居ランの後は、みんなで美味しいディナーをいただきながらの睡眠セミナーです。那須川さんや、ライズTOKYO代表取締役の宮崎の体験談なども交えながら、ランニングのパフォーマンスを上げるための睡眠のコツや、良い睡眠習慣についての理解を深めました。

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皆さんは、毎日何時間寝ていますか?

日本人の睡眠時間は、調査によると平均7時間22分。世界で最も睡眠時間の短い国と言われています。では、実際に睡眠は何時間必要なのでしょうか。

国際オリンピック委員会(IOC)の発表によると、睡眠時間は8時間30分から9時間30分が適正とされているとのこと。それを元に計算すると、日本人は1時間以上睡眠時間が不足しているということになります。

睡眠の役割

睡眠の大切さは誰もが理解していることではありますが、ここで改めて睡眠の役割を整理しておきましょう。睡眠には、大きく3つの役割があります。

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1.疲労の回復

疲労の回復のためには、睡眠が不可欠です。疲労には、身体的疲労、精神的疲労、そして脳疲労の3つがありますが、近年特に問題視されているのが脳疲労です。常に情報の渦の中にいる現代人ならではの疲労と言えるでしょう。

2.記憶の整理と定着

昼間に体験したことを脳に定着させるのも、睡眠の大切な役割です。情報が多すぎると定着しないので、まずは情報や記憶を整理して脳にスペースを空け、そこに新しい情報を定着させていきます。記憶の整理と定着については、次項で詳しく解説します。

3.免疫力を高める

体を健康に保つためには、免疫力が大切です。ランニングなどスポーツをしている方の中には、免疫力を意識しているという方も多いでしょう。睡眠は、免疫力を高めるという役割も果たしています。

ノンレム睡眠とレム睡眠

就寝中の眠りの深さやメラトニンの分泌量などを表したグラフがあるので、見てみましょう。睡眠には、ノンレム睡眠(深い眠り:脳が休んでいる時間)とレム睡眠(浅い眠り:体は休んでいるが脳は起きている時間)の2種類があることが知られています。一晩の間にノンレム睡眠とレム睡眠がどのように繰り返されているかに注目して、グラフを見てみてください。

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一般的には、就寝の約30分後にノンレム睡眠に入り、90分ごとのサイクルでノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しています。グラフを見てみると、特に睡眠の前半はノンレム睡眠、後半はレム睡眠の時間帯が多いことが分かります。

人間の脳は、レム睡眠中に情報や記憶を整理し、ノンレム睡眠中に新しい記憶を定着させるという仕組みになっています。昼間の体験などの記憶を脳に定着させたくても、脳のメモリーがいっぱいになっているとそれ以上入れることができません。質の高い睡眠をとるためにはノンレム睡眠が重要と思われがちですが、不要な情報や記憶の整理をするレム睡眠もとても大切なのです。

睡眠の質を高めるヒント

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睡眠の質を高めるためには就寝時の行動だけでなく、実は朝や日中の過ごし方が大きく影響します。ポイントになるのは、起きたら朝陽を目に入れることと、朝食を摂ること。それによって体内時計や睡眠リズムが整い、適切な時間に眠くなってぐっすり眠れるようになります。

また、昼食後の昼寝の重要性が近年見直されていますが、昼寝は15分〜20分以内がおすすめです。30分以上寝てしまうと深い眠りになってしまうので、短い時間で切り上げましょう。昼寝の前にコーヒーなどを飲むと、15分くらいでカフェインの効果が出てくるのでちょうど良いタイミングで目覚められると言われています。

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なお、夕食後すぐに眠ると消化活動のために睡眠の質が下がってしまうので、夕食はできるだけ早く済ませましょう。可能であれば就寝4時間前まで、遅くとも2時間前までに済ませるのが理想です。

睡眠の質を高めるヒントは、他にもまだまだあります。続きは、ライズTOKYO presents 睡眠セミナー&赤坂エクセルホテル東急宿泊付き皇居ラン Vol.2でご紹介します。