2021.05.25

自分にあったマットレスの選び方をライズTOKYO編集部が解説

睡眠の質で悩む人は多い

厚生労働省の調査によると男性の37.7%、女性の43.0%が睡眠の質に悩んでいます。寝苦しかったり寝心地が悪かったりすることが原因で、起きたときに疲れが取れず、体調に影響が出たことがある方も多いのではないでしょうか。

寝心地の悪さはマットレスを変えれば改善するかもしれません。マットレスにはさまざまな種類があり、自分の身体に合ったものを選ぶことが大切です。

【参考文献】 平成25年国民健康・栄養調査結果の概要/厚生労働省

この記事ではマットレスの選び方を徹底解説します。睡眠でお悩みの方はぜひお読みsください。

マットレスをサイズで選ぶ

マットレスにはさまざまなサイズがあります。それぞれの具体的な大きさと、どのような方におすすめかを解説します。

セミシングル〜小柄な成人、お子さま〜

幅80〜90cm、長さ195cm程度のマットレスです。通常のシングルサイズよりも幅がせまいので、お子さま用のベッドにぴったり合うでしょう。また、成人でも身長160cm未満の小柄な人にはちょうどよいサイズです。人間が熟睡できるベッドの幅は最低でも70cmと言われていますが、それよりは少し大きいサイズとなっています。

占有するスペースが少なくて済む点が大きなメリットと言えます。6畳のワンルームでも他の家具と一緒に置けるため、部屋のスペースが限られている方や、2段ベッドにもおすすめです。

シングル〜標準体型の成人〜

幅97~100cm、長さ195cm程度のマットレスです。いわゆる「普通のサイズ」で、最もポピュラーなサイズがシングルです。身長160cm〜180cm程度の標準体型の方にぴったりです。

セミシングルよりは幅が広いですが、6畳程度の広さがあればそれほど圧迫感なく使えるため、1人暮らしにもおすすめです。普及しているだけあって製品の種類も多く、たくさんの商品の中から選べます。

また、カップルや成人2人で寝たい場合はシングルを2つ買ってくっつけて使用できます。そうすると幅が200cmとなり、キングサイズより大きいマットレスになるのです。部屋のスペースに余裕があるならおすすめです。

セミダブル〜やや大柄な成人〜

幅120cm、長さ195cm程度のマットレスです。「ダブル」と付いていますが、1人用です。シングルよりやや幅が大きくゆったりと寝られます。やや大柄な人にぴったりですが、標準体型の人にもおすすめです。

特に寝返りをたくさん打つ方はこれくらいゆったりしたサイズのほうが良いでしょう。ワンルームでもそれほど圧迫感なく使えます。

シングルよりも睡眠の質の向上が期待できますが、そのぶん値段は高くなります。

ダブル〜成人2人〜

幅140cm、長さ195cm程度のマットレスです。こちらは2人用です。標準体型の成人2人で寝る一般的なサイズです。贅沢にゆったり寝たい方が1人で使っても良いですが、ワンルームに置く際は他の家具をコンパクトにするなど調整をしないと部屋が狭くなります。

2人で寝た場合に1人分のスペースはシングルに1人で寝るよりも狭いです。どちらかが大柄の場合は少し窮屈かもしれません。その場合はクイーンサイズを検討したほうが良いでしょう。

クイーン〜成人2人と小さいお子さま〜

幅160cm、長さ195cm程度のマットレスです。基本的に成人2人用ですが、お子さんが小さければ大人2人と子供1人の3人で寝られます。ただし、3人だとスペースの余裕はあまりないため、ゆったり寝たい方は1人か2人での就寝をおすすめします。

このサイズからワンルームの部屋に置くのはきつくなってきますので、1人暮らしにはおすすめできません。例えば6畳の部屋に置くと他の家具を置くスペースが無くなってしまいます。寝るだけの部屋ならば良いでしょう。

キング〜成人2人とお子さま〜

幅180cm、長さ195cm程度のマットレスです。ベッドと一体化しているマットレスの場合、このサイズになると搬入できる家も限られてきます。

ゆったり眠れる一方、種類があまり豊富ではなく選択肢は多くありませんのでクイーン=セミシングル80を2枚、キング=セミシングル90を2枚でならべてご使用いただくことも選択肢に入れることをオススメします。

参考:ベッド、マットレスのサイズ選びに迷ったら?最適なサイズと選び方をご紹介

今注目の高反発マットレスを解説

マットレスにも様々なタイプのものがありますが、ここでは昨今話題となっている高反発マットレスについて解説します。

自然な寝姿勢をサポート

寝ている時の姿勢は、立っている時の姿勢が理想といわれています。高反発マットレスは高い反発力で全身をバランスよく支えることで、自然な背骨ラインを描き、理想の寝姿勢である立ち姿勢を保つことができます。

1カ所への負担を軽減

柔らかな布団に仰向けになると、腰部が“くの字型”に落ち込みます。しかし反発力の高いマットレスは、押し上げる力により全身の体圧が分散されるため、1カ所への負担の集中を軽減することができます。

寝返りをスムーズに

一晩に20~30回ほど打つといわれる寝返りには、血流促進や体温調節、日中の活動で歪んだ背骨を矯正する働きがあります。高反発マットレスは高い反発力でスムーズな寝返りをサポートし、寝返りの際の覚醒を抑制し熟睡を維持してくれます。

高反発マットレスを素材で選ぶ

高反発マットレスはその素材もさまざまです。主な素材と特徴を解説します。

3次元構造高反発ファイバー

弾力性と通気性のある繊維状のポリエチレン素材です。非常に通気性の良い素材であるため、ダニやカビが湧きにくく、丸洗いできるため、清潔を保ちやすいメリットがあります。

最大の特徴は寝返りの打ちやすさです。高反発であるため身体が均一な圧力で支えられ、少しの力でも寝返りが打てます。

人は寝返りで、睡眠中に血液やリンパ液が滞るのを防止しています。よく寝返りを打つ方や、汗かきの方、湿気の多い家に住む方にはこちらの素材がおすすめです。

硬質ウレタンフォーム

硬質ウレタンにウエーブ加工を施した素材です。最大の特徴は「弾力性のちょうどよさ」にあります。

3次元構造高反発ファイバーよりはソフトな寝心地になりますが、実際には高い反発力で均一に身体が支えられます。固すぎず、柔らかすぎない寝心地で、イメージとしては一般的な敷布団に近い弾力です。

高反発マットレスが初めての方や来客用にもおすすめです。さらに、横向きでも肩が痛くなりにくいため、いつも横向きで寝る方にも向いています。

ラテックスフォーム

ラテックスとは天然ゴムのことです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、欧米ではスタンダードに使われています。

高反発で均一に身体を支えるのはもちろんですが、いちばんの特徴は360度全方向から、重さに比例して反発するところです。一般的なウレタンは上下1方向にしか反発しないため、例えば、大人と子供がならんで寝る場合に体重の重い大人の方に傾きますが、天然ラテックスはきれいな寝姿勢を保つことができます。また、その抗菌性能も魅力です。ラテックスはゴムの木から出る樹液を精製して作りますが、この樹液には菌を抑制する性質があります。また、ダニが住みにくい環境でもあります。

参考:Q&A|マットレス素材について

マットレスを使い方で選ぶ

眠るときにマットレスだけなのか、ベッドを使用するのかによってもおすすめのマットレスが異なります。

一枚敷きに適した敷布団兼用マットレス

敷布団兼用マットレスとは和式の敷き布団のように1枚だけ床に敷いて使用するマットレスを言います。

ベッド用のマットレスに比べて薄く、三つ折りに折りたたみできるようになっていて、収納や持ち運びに便利なのが特徴です。

デメリットは毎朝たたむ手間、寝るときに敷く手間があることです。また、床との間に隙間ができないため、湿気がこもり、カビが生えやすい傾向があります。

敷布団兼用マットレスは、敷き布団で寝るのに比べて身体に負担がかかりにくいです。なぜなら布団よりも厚みがあるからです。

高反発の敷布団兼用マットレスで眠ると体圧が分散され、身体の1カ所に負荷がかかりにくいです。「布団だと朝起きたときに身体が痛い、あるいは寝苦しかったり寝心地が悪かったりする、でもベッドには寝たくない」、そんな方には一枚敷きの敷布団兼用マットレスがおすすめです。

ベッドマットレス

ベッドマットレスは、さまざまな利点があります。

まず起き上がりが楽にできます。また、布団やマットレスを上に敷きっぱなしにできるのも利点です。さらにベッドの下には空間があるため湿気が逃げやすいのも特徴で、収納スペースにも便利ですね。

デメリットはスペースを取ることです。シングルサイズのベッドくらいならワンルームでもそんなに圧迫感はありませんが、ダブルサイズ以上になると、レイアウトを工夫しないと部屋が狭く感じるでしょう。

また、ベッドは振動が伝わりやすく、揺れやすいのも特徴です。賃貸住宅の場合には階下の騒音に気を遣う必要があります。さらに、捨てる際に運び出しや処分の手間や費用がかかる点もベッドの欠点として挙げられます。

マットレスを選ぶ際の注意点

マットレスを選ぶ際はサイズや素材だけでなく、ライフスタイルや姿勢も考慮した方が良いでしょう。マットレス選びで注意したいポイントを解説します。

引っ越しの予定

マットレスを選ぶ際には引っ越しの予定があるか、頻繁に引っ越しをするライフスタイルかが一つポイントとなります。当然ながら頻繁に引っ越しをするならば、かさばらないマットレスが合っています。

三つ折りタイプで簡単に折りたたみできる敷布団兼用タイプだと引っ越しに適しています。一方、ベッドマットレスはかさばるので、引っ越しする可能性がある方には、あまりおすすめできません。

仰向けか横向きか

仰向け主体で眠るか、横向き主体で眠るかによっても適切なマットレスが変わってきます。

いつも横向きで寝る方にはやや柔らかめの素材がおすすめです。ただし、低反発のマットレスはおすすめできません。反発力が低いため、身体が沈みこんでしまいます。高反発のマットレスでないと体圧分散がしにくいのです。あくまでも柔らかめの高反発を選びましょう。

横向きの場合は身体の凹凸が大きくなるので、身体の1カ所に圧力が集中していないかを試してみてから買いましょう。 一方、仰向け主体なら固めの高反発マットレスがおすすめです。

建物の湿気や空調

建物内の環境もマットレスを選ぶ際の大事なポイントです。建物内に湿気が溜まりやすく、結露が発生しやすい場合は、通気性に優れたマットレスを選びましょう。おすすめはファイバー素材のマットレスですが、ラテックスのマットレスもカビが生えにくいのでおすすめです。

また、空調に対する好みによっても合うマットレスは変わります。熱帯夜でも空調を入れたくないならば、熱がこもりにくいマットレスが良いでしょう。具体的にはウレタンか3次元構造高反発ファイバーのマットレスがおすすめです。ラテックスのマットレスや、低反発のマットレスは熱がこもりやすいので止めたほうが良いでしょう。

お子さまやペットのいる家庭

小さいお子さまが使う場合は洗いやすいマットレスがおすすめです。また、ベッド用マットレスは転落の危険があるので、ある程度大きくなるまでは一枚敷きのほうが良いでしょう。犬や猫などのペットを飼っているご家庭も洗いやすいマットレスが良いでしょう。

具体的にはファイバー素材のマットレスがおすすめです。ファイバー素材のマットレスは、カバーはもちろんのこと中材まで丸洗いできるので、内部に染みこんだ汚れまで洗い落とせます。

マットレスの選び方はライズにご相談ください

人生の約三分の一から四分の一は、睡眠の時間です。マットレスは毎日長時間にわたり身体を預けるものなので、適切なものを選ばないと、身体が痛くなったり、体調不良の原因となったりする可能性があります。また、お家やライフスタイルによっても適切なマットレスは異なります。

マットレス選びに悩んだ際は、ぜひご相談ください。ライズTOKYOではお客様に安心してお買い物をしていただくためにお客様相談窓口を設置しております。お電話とメールでのご相談ができます。お気軽にご相談ください。

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