2018.10.03

実は消耗品!?枕の買い替えのタイミングを知ろう!

あなたの、何年使っていますか?
枕には寿命があります。長く使い続けると劣化して、体に合わなくなったり、機能が発揮できなくなったり、素材や扱い方によってはカビやダニの温床になってしまったりすることもあるため、数年ごとに買い替えが必要です。

古い枕はこんなに怖い!?

実は消耗品!?枕の買い替えのタイミングを知ろう!

ダニの温床になる

などの寝具は、ダニの棲み家になりやすい場所です。特に、羽毛や綿などの素材や、布団カバー、枕カバーなどの布地にダニは棲みつきます。寝具につきやすい皮膚片などは、ダニの大好物。特に、梅雨どきや夏の温度・湿度の高い時期の寝具は高温多湿を好むダニにとっては住みやすい最適な環境になり、どんどん増殖していきます。

カビが生える

同様に、高温多湿の寝具は、カビにとっても格好の場所。しっかりお手入れをしないとカビが生え、取り返しがつかなくなります。素材によっては取り除くのも難しく、長年カビが蓄積することによって体にも悪影響を及ぼすようになります。

体に合わなくなる

枕を長く使っていると、枕の全体または頭の部分がへたってきたり、薄くなったり硬くなったりして形が変わってきます。新品のときには体に合っていても、だんだん合わなくなってくるのです。

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枕の寿命は何年?

実は消耗品!?枕の買い替えのタイミングを知ろう!2

自分のが何年くらい使えるのか、今使っている枕はまだ使い続けても問題ないのか、気になりませんか?枕の寿命は、通常1年から数年程度。製品や使い方によって変わりますが、使っていて古くなってきたと感じるようになったら買い替えどきかもしれません。自分の使っている枕をよくチェックしてみましょう。

枕の処分方法

の処分方法は自治体によって異なります。一般的には、素材にかかわらず規定のサイズ内であれば燃やせるゴミ、それ以上は粗大ゴミとして扱われることも多いようです。素材によって処分方法が異なる自治体の場合は、綿や羽毛、そばがらなどは燃やせるゴミ、それ以外は不燃ごみに分類されることが多く、ウレタンフォームは自治体によって、燃やせるゴミになったり不燃ゴミになったりします。

大きさの上限が定められている自治体では、ウレタンフォームなどカットできる素材であれば、カットして捨てるのもおすすめです。枕カバーは、布ゴミとして扱われることが多いようです。

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長く使える枕とは?

の寿命は、製品や使い方によって変わると先述しました。では、長く使える枕とはどのような枕なのでしょうか。

へたりにくい素材

枕は耐久性が重要です。へたって体に合わない枕を使っていると、熟睡できないばかりか、首や肩、背中などに痛みやだるさが出てきてしまうこともあります。枕の耐久性は、素材やメーカー、使い方によって変わりますが、一般的には、ウレタンフォーム製の枕や、プラスチックビーズ、ポリエチレン製などの硬めの素材のものは耐久性も高い傾向があるようです。

ダニが増殖しにくい素材

枕についたダニは、ぜんそくや鼻づまりなどのアレルギー症状を引き起こす原因になることがあるため、できる限り防ぎたいところ。ダニは目には見えませんが、布地や綿、毛などにつきやすいと言われており、いま人気のポリエチレンファイバー素材やプラスチックビーズなどにはつきません。また、天然素材のラテックスも、抗菌効果がありダニが棲みつきにくいとされているのでおすすめです。

ダニが棲みつかない!ポリエチレンファイバー枕
天然の抗菌効果でダニを予防!ラテックス枕

カビが生えにくい素材

カビは、一度生えてしまうと取り除くのは難しいため、カビを生やさないことが重要です。そのためには、できるだけ枕に湿気がこもらないようにする必要があります。最も効果的なのは、毎日しっかり乾かしてから収納すること。通気性が良く、湿気がこもりにくい枕がおすすめです。

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まとめ

の買い替えの必要性について紹介しました。枕は実は消耗品。数年で交換するのが理想です。あなたの枕はまだ買い替えどきに来ていませんか?ぜひ一度チェックしてみてください。

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